絶滅危惧種、カールー
絶滅危惧種、カールー

ダーウィンには、絶滅危惧種と言われている珍しい鳥、カールー(curlew)を見かけることができます。ダイシャクシギによく似た鳥で、夜につがいや子供連れで見かけることがあります。

夜によく見かける鳥ですが、日中に見かけることもあります。
お互いに声を掛け合うかのように、少し高めの音で鳴くのがこの鳥の特徴のひとつでもあります。

カールーはダイシャクシギのが特のような長いくちばしではなく、比較的短めですが、ダイシャクシギ同様、脚は細くて長いのが特徴の鳥です。シギ科の鳥で、鳥がいる動物園などで見ることもできます。

餌は主に虫やカエル、トカゲ、マウスや蛇などの小動物を食べ、主に森林に生息していますが、ときどき道路わきを歩いているのを見かけることもあります。

背丈は50~60cm、羽を広げた状態も背丈とほぼ同じ60cmほどです。

キャンプ場などで見かけることもできるカールーですが、残念なことに道路で車に引かれて死んでしまった鳥を見かけることもあります。

カールーは仲間意識が強いのか、そういった状況で家族や友人を失ってしまうと、道路わきで憔悴しきった表情で立ちすくんでいるのを見かけたこともあり、少し寂しい気持ちになったことがあります。

カールーは車にあまり危機感がないようなので、脚がほそくて長い鳥を見かけたら、注意してドライブしてみてください。


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