古代中国神話には色々な話がありますが、そのなかでも一般的によく知られているのが女禍(じょか)といわれる土と縄で人類を創造した女神になります。
中国の歴史書の「楚辞」「天問」「淮南子」「覧冥訓」などのなかでもその伝説が伝えられており、1日に70回も姿を変えることなどが記載されています。
その絵や像などを見ることもありますが、場合によっては半身が蛇などの状態で描かれることもあります。
この女禍(じょか)の発祥の地として知られているのが河南省にある西華(シーファー)といわれる場所になります。
女禍(じょか)にちなんで観光などに力を入れているのかと思いきや、市内は観光地らしからぬ佇まいなのが特徴的です。
市内から7.5キロ北にある女禍城は観光スポットにはなっているもののそこまで観光客は少ないというのが実情のようです。
ちなみに河南省特産の胡辣汤(フーラータン)というスープはこの西華(シーファー)発祥なので、来た際には食べてみると良いでしょう。
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