バルセロナでは毎週日曜日の午前中にサン・アントニで古本市が開催されます。
サン・アントニの古本市は現在改装中のサン・アントニ市場の近くで行われ、開始される時は車道の一部を閉鎖してたくさんのスタンドが並びます。販売されるのは古本だけでなくDVDもあります。

その他にもバルセロナでは古本市が行われます。カサ・バトリョやロエベなど、観光の途中には必ず通る「グラシア通り」に夏の終わりに開催されるバルセロナ古本市です。






この古本市はカタルーニャ広場からカサ・バトリョの近くまで歩道にたくさんのテントが並び、古本が販売されます。古本の種類は新しい古本から、虫が食っていそうな革表紙のアンティークな物、子供の絵本から料理本、観光ガイドブック等様々です。

観光ガイドブックは本屋では定価で売られている物がびっくりする様な値段で販売されている事もあるうえ、スペイン語だけではないので、運が良ければ日本語バージョンを格安で購入する事が出来ます。(ガイドブックのほとんどは未使用です)






サン・アントニ古本市は観光地からは離れた所にあるうえ、開催時間も短いし、バルセロナ古本市は開催日が限られているので、どちらもタイミングによっては訪れるのが難しいかもしれませんが、興味があればぜひ行ってみて下さい。

スペイン語がわからなくても、日本とは表現方法の違う絵本に出会ったり、いつの時代に作られてだれの手を渡って現代まで伝わったのか分らない様な歴史を持った革表紙の古本に出会う事が出来るかもしれません。

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