日本の建築美を楽しむ温泉宿「本館古勢起屋」
本館古勢起屋の全14室ある客室は、川または⼭側に⾯し、ツインベッドのモダンな和洋室と当時の佇まいを残したレトロな純和室の2タイプ。館内では、書家だった先代ゆかりの硯⽯の内風呂や、銀⼭温泉の古い様式を再現したユニークな⼤正⾵呂も楽しめます。
温泉街の系列飲食店でいただく食事は、滞在中の利用すべてが宿泊料金に含まれたオールインクルーシブ。夕食はもちろん、夜食や翌日のチェックアウト後のカフェ利用も自由自在なのがうれしいですね。
当時の佇まいを再現した建物
かつて銀⼭温泉の多くの建物は、所有する裏⼭から伐り出した⽊材によって建築や修復がされていたのだとか。そのため、違う時代の様式の建物が同居するという銀山温泉独特の景観になりました。本館古勢起屋の改修でもできるだけ古材を再利⽤し、⽇本の伝統⼯法である「⽊組み」を⽤いるなど、当時そのままの佇まいが再現されました。
客室
山側大正モダン客室(トイレ付・禁煙室)
季節折々の景色が楽しめる山側のお部屋。ステンドグラスやアンティークなベッドボードなど、大正ロマン風のシックなインテリアです。
川側大正モダン客室(トイレ付・禁煙室)
銀山川を見下ろす温泉街に面したお部屋は、フローリングにセミダブルベッド2台を設置したモダンな和洋室。
川側和室(禁煙)
古勢起屋本館の建築に関わった歴代の職人の、技とこだわりをできるだけそのままに残した歴史ロマンあふれる純和室。当時の匠の遊び心や、日本建築の様式美が楽しめます。
飲食はオールインクルーシブ
滞在中の飲⾷は、宿泊料⾦に含まれたオールインクルーシブ。館内のアルコールを含むドリンクは、ロビーラウンジに設置したドリンクバーでいつでも楽しめます。⼣⾷などの飲食は、温泉街にある系列飲⾷店の「野川亭」「ゆけむり食堂 しろがね」で用意されます。
温泉
硯風呂
書をモチーフにした「黒」のお風呂
書家でもあった当館先代の書室跡に造られたお風呂は、由来にちなみ湯船に高級感あふれる硯石が使われています。黒で統一した壁には先代の作品を配し、アートな雰囲気が漂います。
大正風呂
銀山の歴史を再現した「白」のお風呂
かつて銀山温泉の多くの宿では、所有する源泉が温泉街の中心部を流れる銀山川の川底から湧出していたことから、湯船を源泉にできるだけ近い階段を降りた場所に設けていたのだとか。これにちなみ、湯船をあえて昔の造りと同じ様式で再現。当時の源泉は、石灰質で真っ白な源泉だったことから、白いタイル張りのお風呂になっています。
本館古勢起屋
住所:⼭形県尾花沢市⼤字銀⼭新畑412
電話:0237-28-2322(代表)
客室数:14部屋
施設:客室、ロビーラウンジ、内湯(硯⾵呂・⼤正⾵呂)
公式サイト:https://www.kosekikan.com/
予約:https://reserve.489ban.net/client/kosekikan/0/plan
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