読書、スポーツ、食欲、そしてフランスでは新年度の秋となるのが9月です。
2022年、9月の半ばになると既に朝の気温は10度を下回る地方が増えてくる中、9月17日と18日の週末がヨーロッパ文化遺産の日でした。

普段は一般公開されていない場所や作品が見られたり、入場料が無料になる文化施設があったりと、街は静かな賑わいを見せます。
パリでの特別公開プログラムの1つが法務省内の公開でした。
日曜日も青天の下、法務大臣がどのような環境で仕事をしているのかと集まった人々が列を作りました。




 そんな広場に昼食時を少し過ぎた時間帯、静かに黒塗りの車が入ってきたと思うと登場したのがフランスの現職の法務大臣です。
そして80m余りにもなろうかという列の最後尾から一人一人に挨拶を交わし、握手をしていくというちょっとしたサプライズが。
にわかに携帯電話を忙しく動かし始めた人は恐らく大臣の名前を確認したり、記念写真を撮る為でしょう。




 平和に入口のセキュリティーチェックを通った後、歴代の法務大臣の写真が飾られた部屋や執務室等を見学した人々の表情は概ね満足感が漂っていました。

 因みに法務省の隣はホテルリッツ。
大変バランスの取れたお隣同士という空気が漂うパリ、ヴァンドーム広場です。


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