世界中にファンを持つブルゴーニュワイン。
その素敵なワインを生み出しているぶどう畑の場所の1つがコート・ドールです。
固有名詞ですが、訳すと「黄金の丘」という意味で、ディジョンを県庁所在地とするこの地域の県名になっています。
この丘の斜面の絶妙な向きと角度のおかげで、日中に太陽の光を真上から受けることができ、また夜と昼の寒暖の差が大きくなるのです。
一級ワインや特級ワインの名に相応しいクオリティーとなる様々な環境条件はその道のプロに解説されていますが、季節を問わず現地を訪れて目当ての区画を歩いている熱心な愛好家の姿を見かけます。
彼らはブルゴーニュワインの源を肌で感じ、その知識と経験を一層深めているのでしょう。
観光目的であれば、夏の緑あふれる時期やぶどう収穫中の風景も良いですが、秋の姿はまた格別です。
「黄金の丘」と名付けられた所以が想像できる風景に出会えるからです。
黄金色に染まったぶどうの葉が日光に反射してきらめく瞬間を見られたら、その光景を思い出しながら飲むワインはまたひと味もふた味もグレードアップしそうです。
尚、お土産にお得な現地価格で購入して持って帰るのは結構ですが、腰痛等のリスクを考慮し、スーツケースは自分が持ちあげられる重さに留めておくことをお勧めします。
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