2022年10月、ブルゴーニュのモレ・サン・ドニ村にあるドメーヌ(ワインの生産元)・デ・ランブレ(Domaine des Lambrays)の訪問イベントがありました。
有名な一級ワインや特級ワインも生産するこのドメーヌは2014年にLVMHグループの傘下に入りました。
ヴィトン、ディオールやブルガリといったブランドを擁する、誰もが目にしたことがあるグループです。
訪問当日は受付から畑、醸造所の案内まできっちりとオーガナイズされ、最新鋭且つエコロジーなシステムを伝統的な外観に融合させた施設に、訪問者達も自然とスマートな行動を心がける空気が漂っていました。
家族経営的な小規模の作り手が多いブルゴーニュでは作業着は自前というところが多いはず。
そんな中、ドメーヌの名入りの作業着を着ているスタッフの姿を見ても、その企業のポリシーが伝わってきます。
時間帯ごとに到着する人々を迎える責任者級と思われる白髪の男性をロマンスグレーの紳士と表現したくなるのもまたLVMHという言葉のマジックかもしれません。
尚今回のオープンカンパニーのイベントは、純粋にドメーヌのイメージを伝えることが目的だった為、テイスティング等はなし、という珍しいドメーヌのイベントでもありました。
ひとしきりの説明が終了、これまたきれいに手入れされた中庭を一周し訪問を終えた参加者達は家、カフェ、ブラスリー等それぞれの場所に戻って今回の訪問の感想を一杯交わしながら話し合ったことでしょう。
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