フランスでは「ストライキ」は日常茶飯事。さまざまな業界でストライキは行われますが、私たちの生活に直接関わってくるのが交通機関のストライキです。

パリではメトロやバスは毎日の通勤や通学に欠かせません。ストライキを行う場合は事前に告知がされるので、大規模なストライキが予定されている場合には、職場などで「明日はストライキだから気をつけて」なんて言葉をかけあったりします。



ストライキが行われる場合には、みんないつもよりも早い時間に自宅を出たり、可能であれば徒歩や自転車で通勤するなどの代替手段で対応します。フランス人にとってはよくあることなので、もし遅刻したりしても仕方ないという雰囲気が流れています。

しかし観光客にとっては、ストライキのせいで大切な時間が無駄になっては、たまったものではありませんよね。

もし旅行中にストライキが起こった場合、まず情報を集めるのが重要です。運行情報はパリ交通公団RATPのアプリやサイトで確認できます。随時、情報は更新されていますが、それよりも情報が早くリアルタイムで状況を知ることができるのがツイッター。RATPのツイッターはもちろん、利用客のツイートからも運行状況がわかるので、ストライキのときはツイッターが一番便利です。

それほど遠くへ移動するのでなければ、交通機関の利用は諦めて徒歩や自転車、キックボードを利用するのもおすすめ。

パリの街中には簡単にレンタルできる自転車やキックボードがあるので、交通機関が機能していないときの代替手段として便利です。ぜひ利用してみてください。

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