オペラ地区にある本屋「Delamain」は、パリでもっとも古い本屋です。創業はなんと18世紀、何百年もパリジャンの読書欲を満たしてきました。
もともとはパレ・ロワイヤル庭園のアーケード内にありましたが、火災が発生したことで、現在の場所コメディ・フランセーズの向かいへと移転してきました。
名前の「デラマン」はコニャックメーカーのデラマンと同じですが、それは1921年から1986年までデラマン一族が本屋のオーナーだったことからきています。
本屋の中は意外にも新しく、何百年も続く本屋とは言われなければわかりません。しかし、よく見ると天井までのびる本棚は年季が入っており、しっかり歴史を感じさせます。
取り扱っている本はおもに、世界各国の小説、人文科学、芸術、ガイドブック、絵本・コミック、生活などです。また、基本的には新書のみの取り扱いですが、一部古書も取り扱っており、古書収集家などに人気のようです。
入り口に並んでいるおしゃれなポストカードは、お土産などにおすすめ。観光スポットが多く集まるオペラ地区にあるので、観光の際はぜひDelamainに立ち寄ってみてください。
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