クリスマスに向けてイルミネーションやクリスマスマーケットの準備が始まっているパリですが、今年は例年通りのキラキラ光り輝く冬とはいかないかもしれません。



世界情勢から電気代が上昇、節電が求められている状況で、例年通りに真夜中までイルミネーションを点灯していいのだろうか?と疑問を投げかける団体や企業の声が上がっているのです。



毎年クリスマスシーズンには多くの人が訪れるストラスブールでは、イルミネーションの点灯時間を短くするなど、節電のためにできることを地域全体で取り組んでいく予定です。

それ以外の地方都市でも、美術館や公共施設の開館時間を短くしたり、イルミネーションの消灯時間を早めるなどの動きが出ています。



パリでも、毎年恒例のシャンゼリゼ通りのイルミネーションは、例年よりも点灯期間を短くするとの発表がありました。

フランス人にとって、クリスマスは一年でもっとも重要なイベントです。イルミネーションを完全に廃止しようという動きはありませんが、例年と比べると、少しだけ暗いクリスマスになりそうです。

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