ラールキラー（英名：Red fort）へ行ってきました。その名の通り、赤砂岩で作られた赤い城塞です。
デリー近郊ではこの赤い石は採掘されないので、はるばる遠くから運ばせた様です。メトロで簡単に行く事ができます。地下鉄イエローライン。チャンドニー・チョウク(Chandni Chowk)駅から徒歩約15分。美しい弧を描く城壁が見えてきます。
ラールキラーはムガル帝国時代（江戸時代みたいな時代です）の第5代皇帝シャー・ジャハーンが建てたもので、シャー・ジャハーンといえば、あの「タージマハル」を建てた人でもあります（タージはアグラにあるのになぜ200キロ離れたデリーに築城？という話はまたいづれ）。
広々とした庭園の向こうに赤砂岩と大理石で造られた赤と白のコントラストが絶妙です。このイスラム様式の柱がそそりますね。
当時はすぐ裏にヤムナ河が流れてたので水が豊富で、水面に浮かぶ様な作りの東屋などがあり見応えバツグンです。木陰にはリスが走り回り騒がしいオールドデリーの喧噪を忘れさせてくれる静かな時間が流れています。
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