スペイン人の名前は日本人の名前のように姓と名だけでなく、セカンドネームとファミリーネームの姓が2つ付きます。自分の名前のあとに父親の苗字がきて次に母親の苗字がきます。セカンドネームはつけたりつけなかったりで、男の子には母親の名前、女の子には父親の名前をつけることが多いようです。

この自分の名前のあと、苗字の前にくる名前は、例えばスペインの有名な画家ピカソなどはパブロ・ルイス・ピカソという自分の名前と父親と母親の姓、パブロとルイスの間につく名前が何と10もあって自分でも覚えられなかったという有名な話があります。

普通、姓名で呼ぶときは最初にくる父親の苗字で呼ぶことが一般的です。またこちらの女性は結婚して姓が変わるということはありません。

結婚後、自分の正式な名前の後に夫の姓をつけることはあるようですが、最近は離婚が増えているせいか万が一離婚した場合の面倒くさい手続きを省くためにも、夫の姓をつけることは少なくなっているようです。

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