先日、パリで最高のパティスリーを決めるべく、パティスリーグランプリが開催されました。パティスリーグランプリは、今年で2回目の、まだまだ新しいコンテストです。
今年の参加者は12名。「パリの庭」をテーマに、それぞれの参加者が工夫を凝らしたパティスリーを審査会場に持ち込みました。提出するパティスリーの条件として、パリで作られたものを最低ひとつは材料の中に取り入れる必要があります。
審査には、パティスリー界の重鎮Pierre Hermé氏をはじめ、昨年の優勝者やパリの有名パティシエらがあたりました。
優勝者は、フレンチレストラン「ルカ カルトン」でシェフパティシエを務めるJordan Talbotさん。リュクサンブール公園の池からインスピレーションを受けたチョコレートのケーキが審査員から高い評価を受けました。
2位はカフェ ミシャラクでパティシエとして働くHugo Spiesser-Ferretteさん。3位はホテル モリトールのシェフパティシエ、Louise Riotさんです。
パティスリーグランプリは2019年に始まったばかり(2020・2021年はコロナウィルスのため休止)の新しいコンテストです。フランス人のなかでも、まだまだ知らない人が多いのが現状。バゲットコンクールのように、パリ市民に信頼されるコンテストへと成長するのが楽しみです。
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