フランスの冬は日照時間が短くなり、朝は早朝ではないにもかかわらず日の出前の暗闇の道を黙々と通勤通学します。
そんな中でも街はクリスマスの雰囲気が徐々にボリュームを上げ、大小のイベントが元気付けてくれます。
ブルゴーニュ、ディジョン市の隣町タラン (Talant) では本格的な冬目前の11月中旬、25回目となる物産フェアがイベントホールで開催されました。
2€の入場料を払うと、パンやはちみつ、サラミから工芸品に混じって数店のブルゴーニュ、そしてシャンパン、ジュラ等のワイン生産者のブースも。
このような小規模イベントのメリットの1つは、昼食時の少し空いた時間帯に来ると余裕のできた生産者と直接会話ができることです。
ジュラの白ワインのリストを見ながらテイスティングをお願いすると快く注いでくれ、「この白ワインは冷やすより室温で飲むのがオススメだよ」「マクヴァン・デュ・ジュラ(ぶどう果汁に蒸留酒を混ぜたもの)をクレマン・デュ・ジュラで割るっていう飲み方もあるよ」とご主人談。
へえ、そうなのですか、なるほど!知りませんでした、と相槌を打てばコミュニケーション成立。
この日来ていた生産者が造るクレマン・ド・ジュラは11€。
シャンパンと同様の方式で造る上質の発泡ワイン、クレマンは財布に優しく、華やかな気分にしてくれます。
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