ブルゴーニュ南部、ソーヌ・エ・ロワール県にあるシャロン・シュル(スュル)・ソーヌ。
約4万5000という人口は、ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ内で4番目に多い数です。
メインストリートと並行してゆったりと流れるソーヌ川の風景が日常生活に潤いをもたらしてくれるこの街で、2022年11月の最後の週末にワインと味覚のサロン「Salon vins & saveurs 」(サロン ヴァン エ サヴール)が開催されました。
13回目を迎えるこの気さくなサロン、ブルゴーニュ産の製品が多いとはいえ、他にもアルザス、ボルドー、プロバンス、ローヌ等々国内各地からやってきたワインやグルメの生産者のスタンドも。
クリスマスと年末は、しまり屋のフランス人が財布の紐をほどく数少ない機会です。
その準備目的も兼ね、気のおけない仲間と落ち合った人々は、イートインスペースでそれぞれ好みのグルメを味わいながら会場の賑わいと会話を楽しんでいました。
因みにこのサロン、入場料は5€ですが、インターネットのサイトから無料招待券がダウンロードできます。
数種類のワインをそれぞれケース買いし、持参した台車で車に意気揚々と運ぶ来場者の姿から、入場無料で採算が取れていることが伺えます。
師走の忙しさと年末イベントを待ち望む空気で賑わうシャロンでした。
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