ネパールではここ数年、カトマンズやポカラのあちらこちらで道路拡張工事を進めています。
この時、今までほんの一部の商店街や繁華街にしかなかった歩道がつくられているのですが、残念ながら、地元のネパール人には返って迷惑がられている感すらあります。

何しろ、上がったり、下がったり、細くなったり、電信柱で塞がれていたりと、歩道を歩くほうが大変なのですから、それだったら最初から車道を歩きますよね。
だいたい、裏通りや住宅街は、歩道と車道を分けなければ歩けないほど、車の走行量も多くないのです。




しかも、ネパール人、歩道をパブリックスペースとは考えてない節すらあります。
バイクをパーキングしたり、建築資材を積み上げたり、自分の家の前の物置スペース扱いです。
歩くところだと理解していないのか、理解はしているけど、物置スペースがないから使っているのか?どっちなんでしょうね。




せっかく歩道があってもそんな障害物の度に歩道から下りたりまた登ったり、それだったから、最初から車道を歩けばいいじゃないかということになっちゃって、結局、ほとんどの人は、車道を歩いている状態です。
かくいう私も、結構車道歩きます。
だって、歩道は障害物が多すぎて歩けないんですもの。


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