世界的に様々な出来事があった2022年。
節電対策として12月の町のイルミネーションは少しトーンを落とすことになりました。
それでもここブルゴーニュ・フランシュ・コンテのディジョン市ではこの時期ならではのワクワク感を味わおうと、0℃を下回る気温にも負けず週末は通りに並ぶ出店を眺めながら散歩をする人で賑わっています。
その出店で湯気を上げているのはお馴染みのクレープやゴーフル(四角い型で焼くタイプ)、そしてvin chaud (ヴァン・ショ)、ホットワインです。
様々な物価の高騰の中、どうやら出店の人々は例年使っている料金表示を維持してくれている様子。
ワインにフルーツやスパイスを加えて作るホットワイン、スタンダードな赤ワインの他に、このスタンドではmûre(桑の実)味の赤、そして白のホットワインの鍋が並んでいます。
ここ数年でフランスも日曜日に営業する店が多少増えてきており、更に12月はクリスマスプレゼントやホームパーティの需要を見込んで日曜のみ特別営業する店があります。
とはいえ閉まっている店は多数でカフェもしかり。
日曜日の午後に散歩をし、温かい場所に入ってホットチョコレートでも飲もうという予定なら、休憩はお早めの時間に設定を。
アクセスの良いところから満席になる為、カフェを求めて散歩を大幅に延長することになるからです。
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