ミュージカルというとアメリカやイギリスが本場であり、パリはオペラやバレエのイメージが強いかもしれません。しかしパリにも歴史あるミュージカル劇場があります。それが1919年に誕生した「モガドール劇場」です。
モガドール劇場は、イギリスのミュージックホールの影響を受けて作られた劇場。現在は歴史的建造物にも指定されている美しい建物です。館内は華やかな装飾が施され、少しレトロな雰囲気があります。
ロビーの奥の扉を開けると、赤い絨毯と赤い壁に囲まれたホールへとつながっています。天井や欄干の装飾も美しく、気分が上がります。座席は3階席まであり、1600人を収容可能です。
おもしろいのは、ホール内でグミやキャンディー、ポテチなどを売っていること。ここではお菓子を食べながら観劇できるんです。
過去には、キャッツやマンマ・ミーア、シカゴなど、有名な作品を数多く上演しています。そして現在公演中なのがライオンキング。ライオンキングはお子さんでも見やすいため、家族連れにもおすすめです。
小さなお子さんがいてバレエやオペラの観劇は難しい、と思っている方は、ぜひモガドール劇場でミュージカル鑑賞をしてみてください。
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