インドネシアでは一般的に、野菜や肉、魚といった生鮮食品はスーパーでは売られていません。
近年ようやく、地元のスーパーでも生鮮食品の取り扱いを始めたり、外国人向けの大型スーパーで購入できるようになってきましたが、値段が高く、鮮度はイマイチです。
鮮度がよく、値段が安い生鮮食品を購入できる場所と言えば、なんといっても庶民の台所である地元の市場。




市場はインドネシア語で「パサール」と呼ばれており、食べ物から衣服まで何でも揃っています。
一般家庭の主婦からレストランの料理人までが、皆ここで買い物をします。
所狭しと並べられた商品には、値段はついていません。
個人個人でお店の人と値段交渉をし、商品を購入します。
たいがいのお店では相場の値段で販売してくれますが、たまに法外な値段を吹っかけてくる店もあるので、こちらも注意が必要です。




パサールで上手に買い物をするコツは、馴染みのお店を作ること。
こちらの人はすぐに顔を覚えてくれるので、何度か買い物をすると、もう常連客です(笑)。
常連になれば、より新鮮なものを選んでくれたり、商品の取り置きしてくれたり、おまけをつけてくれたり、安くしてくれたりと、とても親切にしてもらえますよ!

パサールでは屋台も多数出ているので、小腹がすいた時の腹ごしらえもできます。
あなたも旅の途中で立ち寄る機会があれば、是非のぞいてみてはいかがですか?
パサールの熱気と人々のパワーにきっと圧倒されることでしょう!


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