日本人にとってパクチーといえば、葉っぱ部分のイメージが強いかもしれません。
しかし本場のタイでは、パクチーの根っここそタイ料理に多用される重要な食材です。
市場やスーパーでは、パクチーは必ず根っこ付きで売られています。
たいてい根っこの部分はきちんと洗浄されているので、買ってからは少し洗う程度でOK。
タイ料理では、このパクチーの根っことにんにく、粒コショウの3つを石うすでしっかりと叩き潰したものをよく使います。
用途は、肉や魚の臭み消しや、料理の香りづけ。
この独特な強い香りは、料理に使用すると一気に本場のタイ料理の味になります。
さまざまなタイ料理に使われますが、その1つがガイヤーンと呼ばれるタイ風の焼き鳥。
ビールによく合うしっかりした味付けで、在住日本人の間でも人気のある料理です。
また、パクチーの根っこと比較して葉っぱ部分は、スープやおかずの彩りとして少量使われることがほとんど。
日本でいうと三つ葉やパセリのようなイメージです。
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