南ポルトガルの中心地であり、長距離バスが停車する大型バスターミナルがあるファロへは、首都リスボンのオリエンテ駅から列車で所要時間約3時間です。






ファロからバスで30分〜1時間で、美しいビーチがあるリゾート地に着くため、夏期は主に欧州の観光客で賑わいます。日本人含むアジア人にはあまりリゾート地として知られておらず、アジア人が比較的少ないため、ヨーロッパのリゾートの雰囲気を味わいたい人にはオススメです。






ファロには13世紀に建てられた市庁舎や城塞が残っており、中でもルネッサンス様式のカテドラルの美しい内部装飾は必見です。また、家や道など、街中がタイルで装飾されており、色々なデザインを探しながらの散策も楽しめます。






今回の旅では、ファロを拠点に列車で東にあるタヴィラの街まで足を伸ばしました。スペイン国境近くであり、スペインの影響を強く受けた古代の遺跡が街の随所に残っています。坂道が多いので歩くのが大変ですが、夏期は観光バスが運行しているので、うまく利用すると楽に回れます。






タヴィラには遺跡のほか、陶器や小物を扱う雑貨店が多いため、特に女性にオススメです。日本からわざわざタヴィラに雑貨を見に再度やってきた母娘のリピーターにも出会いましたが、その気持ちがよくわかります。






地元の人も優しく、観光もショッピングも楽しめる街タヴィラは、また訪れたくなる街の一つになりました。







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