パリでは気軽に利用できるレンタル自転車がとても人気。街のいたるところにレンタル自転車の駐車スペースがあり、目的地のすぐそばまでレンタル自転車で移動することができます。
レンタル自転車のサービスは何年も前から存在していますが、2024年のパリオリンピックに向けて、パリのレンタル自転車サービスがさらに強化されることになりました。
パリ市内だけでもさまざまな企業がレンタル自転車サービスを提供していますが、今回強化されるのは、パリ市の提供するレンタル自転車「ヴェリブ」です。
パリオリンピックまでに約3000台のヴェリブが増やされるとのこと。同時に駐車スペースも増設されます。
ヴェリブの強化には、オリンピック開催中にメトロに乗客が集中することを防ぐ狙いがあるそう。
普段からピークの時間帯には満員となるメトロ。オリンピック開催中は観光客がいつも以上に増えることが予想されるので、メトロやバスも普段以上に混み合うことは間違いありません。レンタル自転車の利用で、混み具合が少しでも緩和されることを期待したいです。
また、レンタル自転車は便利な半面、近くに空いている自転車がない、故障していて利用できる自転車がないなど、以前から不満の声も上がっていました。今回の取り組みで、これらの問題も解消されることを願いたいと思います。
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