ロシア大統領府、“北朝鮮製ミサイル”の使用疑惑に「ノーコメント」
ロシア大統領府、“北朝鮮製ミサイル”の使用疑惑に「ノーコメント」
ロシアのクレムリン(ロシア大統領府)は、「ロシアは北朝鮮から提供されたミサイルを、ウクライナへの攻撃に使用した」という疑惑に関する論評を拒否した。

クレムリンの報道官は今月9日(以下、現地時間)の会見で、“ロシアはウクライナ特別軍事作戦で、北朝鮮のミサイルを使用した”という米国の発表に関する質問に「論評はせずパスする」と語った。

クレムリンは、“ロシアは北朝鮮と武器取引をし、国連安保理決議に違反している”という疑惑が取りざたされる度に「根拠がない」として強く否定してきたが、この日は言及自体を避けた。

米政府の当局者は去る4日「ロシアは最近、北朝鮮から数十発の弾道ミサイルの提供を受けた」とし「その一部をすでにウクライナへの攻撃に使用した」と明らかにした。またウクライナも、北朝鮮製のミサイルと推定される残骸を公開した。

クレムリンの報道官は「ウクライナは西側から供給されたミサイルを使用し、ロシアの民間施設を攻撃した」として、ウクライナと西側諸国のほうへと話題を変えた。

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