広州市にある中学校1年生だったAちゃんは、教室で椅子を引く「いたずら」をし同級生のBちゃんを転倒させた。Bちゃんは後ろに倒れた際に椅子に頭部をぶつけ、そのまま床に倒れ込んだという。
当初病院を受診した際には軽度の打撲と診断され、Bちゃんはその後通常どおり学校で授業を受けていた。
ところが、しばらくするとBちゃんは視力の低下や首の痛みを訴え、病院で再度精密検査を受けたところ、頭部外傷、機能性神経症、視神経損傷の診断を受けた。Bちゃんは手の痛みもひどく筆記が難しくなり、学校を1年間休学した。
Aちゃんの保護者は当初治療費などを支払っていたが、その後Bちゃんの視力が低下するなどの症状に関しては、「いたずら」とは関係がないとして治療費の支払いを拒んだ。
Bちゃんの保護者が裁判所に訴えを起こし、裁判所はAちゃんの保護者に対して10万元の損害賠償を命じた。Aちゃんの保護者はこれを不服とし控訴したが、裁判所は今回、控訴を棄却して原審を支持した。中国は2審制を採択しており、控訴審が最終審となる。
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