中国・内モンゴル自治区、置き去りにされた高齢男性見つかる…息子を刑事拘留に＝中国報道

中国・内モンゴル自治区で、父親を置き去りにした男が警察に身柄を確保された。

現地の警察によると、同区フルンボイル市陳バルグ旗で2月8日、置き去りにされた高齢男性が見つかった。発見当時男性は負傷していたという。

警察の調査の結果、男性は1月29日に息子の呂某に連れられ、遼寧（りょうねい）省大連市から鉄道でフルンボイル市に来たことが分かった。1月31日、呂某はタクシーで父親を陳バルグ旗にある莫日格勒河の観光地区を訪れ、展望台に父親を置き去りにした。

当時、現地の気温は非常に低く、高齢であった父親は両足に重度の凍傷を負った。父親は発見された後病院に搬送され、現在も入院治療中である。

警察は呂某が父親を置き去りにした証拠を集め、2月9日、呂某を警察に連行した。

警察の調べに対し呂某は、父親を故意に置き去りにしたことを認めた。現在、警察で刑事拘留されている。