中国・上海市、充電中の電動バイクから出火…バッテリーを違法に改造＝中国報道

中国・上海市閔行（びんこう）区のマンション敷地内に設置された充電スタンドで9日未明、充電中だった電動バイクから突然出火し、火災が発生した。この火災により、電動バイクや自転車など12台が全焼した。人的被害は確認されなかった。

警察によると、火が出た電動バイクは同マンションの住民・李某氏のものであることが判明。李某氏は当該電動バイクが違法に改造されたものであることを知りながら、購入したという。

当該電動バイクのバッテリーは本来48ボルトのリチウムイオン電池だったが、それを60ボルトのものを使用できるように改造した上に、バッテリーの増設も行われていた。

警察は火災の責任があるとして、李某氏の身柄を拘束した。現在、李某氏は警察に行政拘留されている。また、電動バイクを改造し販売した店舗にも調査に入っており、調査結果に基づき処分するとしている。