中国・黄山観光、ことし上半期の純利益が前年同期比34.1％減＝中国報道

中国の黄山観光発展株式会社は29日、2024年上半期の業績を発表した。報告書によると、ことし上半期の営業収入は前年同期比0.39％減の8億3400万元（約170億円）だった。純利益は1億3200万元（約27億円）で、同34.1％減少した。

同社は有効チケット購入者の減少と6月下旬に雨が続いたことが、純利益の減少に大きな影響を与えたとした。

ことし1‐6月、黄山観光地区を訪れた観光客は累計213万9600人で、同2.3％の増加となったが、観光地区業務の営業収入は同15.95％減の9796万6800元（約20億円）だった。

同時期、同社は広告宣伝に力を入れており、販売促進費が同49.46％増の2355万5800元（約4億8000万円）に達した。