中国国家統計局「雇用安定に向けさらなる努力」、8月の調査失業率が上昇=中国報道
中国国家統計局「雇用安定に向けさらなる努力」、8月の調査失業率が上昇=中国報道
中国国家統計局はこのほど、ことし1‐8月の全国都市部・農村部の調査失業率の平均値が5.2%となり、前年同期比で0.1ポイント下落したと発表した。また、8月の調査失業率は5.3%で、前月より0.1ポイント上昇している。

同局の劉愛華(Liu Aihua)報道官は、「ことしに入り、各地域の各部署が雇用優先政策を強化して雇用促進システムを整えたことで、中国の雇用は全体的に比較的安定した状態を維持している」と明かした。

8月の調査失業率が上昇した点については、「卒業シーズンに入り、大学卒業予定者が集中的に労働市場へ流れ込んだことが大きく影響している」と話した。

同報道官は、中国の雇用は総量的な負担だけでなく、構造的な問題も残っているとし、雇用の安定に向けてさらなる努力が必要だとした。
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