中国の航空会社、第3四半期の旅客輸送量2億人突破=中国報道
中国の航空会社、第3四半期の旅客輸送量2億人突破=中国報道
中国航空協会が16日に発表した内容によると、国内航空会社の第3四半期(7‐9月)旅客輸送量は2億人を突破し、同期間では過去最高を記録した。全体の座席利用率は前年同期比で4.6ポイント上昇して85%に達した。

同協会によると、ことし1‐9月、国内航空会社全体の利益は前年同期比10.7%増の201億2000万元(約4236億円)。20社が累積黒字となっている。

中国メディア「新京報」は上場航空会社6社(中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、海南航空、吉祥航空、春秋航空)が公開した9月の運航状況を確認し、いずれも旅客輸送力・旅客輸送量が8月より低下したものの、前年同月よりは増加していると指摘した。また、海南航空以外は新型コロナウイルス流行前の2019年同月比で増加を示している。

特に、中国国際航空の国内旅客輸送力が2019年同月比45.32%増と、最も高い伸びを示した。国内旅客輸送量で最も高い成長率を見せたのは春秋航空で、同45.68%の増加となった。

9月の座席利用率は春秋航空が平均87.11%でトップ。中国国際航空を除いた他4社の平均座席利用率は80%を超えている。うち中国南方航空、中国東方航空、海南航空は2019年同月の水準を超えた。
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