中国・国家統計局、16~24歳の失業率が前月より下落=中国報道
中国・国家統計局、16~24歳の失業率が前月より下落=中国報道
中国・国家統計局は22日、9月の年齢別失業率統計データを発表した。

9月、全国の都市部・農村部において、16~24歳の失業率が前月比1.2ポイント下落の17.6%となった。また、25~29歳の失業率が同0.2ポイント下落の6.7%、30~59歳の失業率が前月と同水準の3.9%だった。いずれも学校に在籍している学生は除く。

注目すべき点は、2カ月連続で上昇した16~24歳の失業率が下落に転じたことだ。

同局のデータによると、ことし1-9月、全国都市部・農村部の調査失業率は前年同期比0.2ポイント下落の平均5.1%だった。9月の全国都市部・農村部の調査失業率は5.1%で、前月より0.2ポイント下落した。

国家統計局の代表者によると、全国都市部・農村部の調査失業率を分期別に見た場合、第1四半期(1-3月)は5.2%、第2四半期(4-6月)は5.0%、第3四半期(7-9月)は5.2%だった。「大学の卒業シーズンの影響で第3四半期の数値がやや高かったものの、全体的には安定していた」と述べた。

しかし、「青年層の失業率が比較的高い反面、一部の製造業では求人不足になっているなど、就職システムの問題が残る」と指摘した。
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