2024年1‐9月の深セン市の域内総生産(GDP)は2兆5934億2800万元(約55兆5800億円)。不変価格で計算すると前年同期比で5.4%の増加となった。同市の上半期(1‐6月)の増加率(5.9%)より下落したものの、全国の1‐9月の増加率(4.8%)を上回った。
産業別では、第一次産業が2.1%減の16億9500万元(約363億円)、第二次産業が8.7%増の9679億4500万元(約20兆7000億円)、第三次産業が3.5%増の1兆6237億8800万元(約34兆8000億円)だった。
同期間、同市一定規模以上の工業企業の付加価値は同10.2%増加した。業種別では、鉱業が6.7%増、製造業が10.5%増、電力・エネルギー・ガス及び水の生産・供給業が8.9%増となった。また、主要ハイテク製品の生産量が急速に増加した。3Dプリント設備の生産量が56.0%増、サービスロボットが38.0%増、電子部品が26.6%増だった。
固定資産投資は同4.7%の増加、社会消費財小売総額は同0.7%増の7731億6200万元(約16兆6000億円)となった。
同市の1‐9月の輸出入総額は同20.9%増の3兆3720億8500万元(約72兆2600億円)。うち輸出が19.7%増の2兆1388億8500万元(約45兆8400億円)、輸入が23.1%増の1兆2332億元(約26兆4300億円)だった。貿易形態別では一般貿易の輸出入額が同25.3%増加し全体の55.9%を占めた。
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