10月28日~11月3日までの民間航空の旅客輸送状況を見ると、旅客輸送量の下落傾向が続き、全体的に需要が弱まっていることが分かった。同期間の旅客輸送量は延べ1298万7000人。一日平均延べ185万5000人で前週より8%下落しているものの、前年同期比では13%増、新型コロナウイルス流行前の2019年比では5%増となった。
航空情報アプリ「航班管家」によると、同期間の国際線運航便数は前週比2.7%減の1万1573便で、2019年同時期の76.4%まで回復している。そのうち、マレーシア、シンガポール、ロシア、イギリスなどへの運航便数はすでに2019年を上回った。また、運航便数が最も多かったのは中国‐日本路線だが、回復率は2019年の75.1%にとどまっている。
一方、中国・外交部は1日、中国人と外国人の往来の便宜を図るため、スロバキア、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アンドラ、モナコ、リヒテンシュタイン、韓国の一般旅券所持者を対象に、15日以内の中国滞在のビザ免除措置を適用すると発表した。
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