トランプ氏「不法移民者を大規模に追放する…費用は関係ない」

米国のドナルド・トランプ次期大統領は7日（現地時間）、「来年1月の就任後の最優先課題の一つとして、不法移民者の大量追放に乗り出す」と明らかにした。

　トランプ氏はこの日、米NBC放送との電話インタビューで「我々は国境を強化しなければならない」とし、このように述べた。彼は「私は『だめだ。あなたは入れない』と言う人ではない」「私たちは人々が入ってくることを願う」と話した。すなわち、合法的な移民は受け入れるという意味だ。

　彼は選挙遊説期間中に「米国の歴史上最大の規模で不法移民者を追放する」と繰り返し公言した。これと関連した費用問題に対して彼は「費用の問題ではない」として不法移民者の強力犯罪を挙論した。彼は「大規模追放以外には選択の余地がない」と話した。

　彼はバイデン大統領、民主党大統領候補だったハリス副大統領とそれぞれ通話した事実に言及し「非常に良い通話であり、互いを尊重した」と話した。彼はバイデン大統領と「近いうちに」昼食を共にすることにしたと話した。

　彼は前日の朝からイスラエルのネタニヤフ首相を含む70人近い世界指導者たちと通話したと話した。彼はロシアのプーチン大統領とはまだ通話していないが「私たちは対話するだろう」と話した。