中国水産物の総生産量が35年連続世界1位＝中国報道

中国の農業農村部は20日、中国漁業の現代化が急速に進み水産物の総生産量が35年連続で世界1位となったと発表した。

データによると、2023年の中国の水産物総生産量は7116万トンに達し、35年連続で世界1位となった。高い生産量の背景には、近年、中国が堅持してきた「養殖主体」がある。深海・遠洋養殖、工場化養殖、陸上型循環水養殖、アクアポニックスなど施設型漁業が急速に発展している。

海洋において、中国は国家レベルの海洋牧場を169か所建設しており、深海・遠洋養殖規模は5660万立方メートル、生産量は47万トンに達している。

内陸部においては、養殖地の標準レベルが絶えず向上され、冷水養殖、稲田養殖、塩アルカリ水養殖など多様な養殖モデルが盛んな発展を見せた。

現在、中国水産物における養殖と漁獲の割合は2016年の75対25から82：18へと変化し、養殖生産量が世界全体の60％近くを占めている。