企業別では、国有持株企業の利益総額が8.2%減の1兆8530億9000万元(約38兆9000億円)、株式制企業が5.7%減の4兆3718億5000万元(約91兆9000億円)、外国及び香港・マカオ・台湾投資企業が0.9%増の1兆4559億元(約30兆6000億円)、私営企業が1.3%減の1兆6501億7000万元(約34兆7000億円)だった。
三大部門別では、鉱工業の利益総額が12.7%減の9845億3000万元(約20兆7000億円)、製造業が4.2%減の4兆2223億1000万元(約88兆7000億円)、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業が11.5%増の6612億元(約13兆9000億円)だった。
主要業種別の利益状況をみると、非鉄金属製錬業と圧延加工業が40.0%増、電力・熱エネルギー生産・供給業が13.8%増と高い成長率をみせた。石炭採掘及び洗選業が23.7%減、非金属鉱物製品製造業が49.6%減となっている。また、石油・石炭及びその他の燃料加工業、黒色金属製錬・圧延加工業は、それぞれ前年同期の黒字から赤字に転じた。
同期間、全国規模以上の工業企業の営業収入は同1.9%増の110兆9600億元(約2331兆5000億円)にのぼった。営業コストは2.3%増の94兆7500億元(約1990兆9000億円)、営業利益率は5.29%で前年同期より0.34ポイント下落した。
一方、全国規模以上の工業企業10月の利益額は、前年同月比で10.0%の下落となっている。
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