中国の国際線旅客輸送量が2019年の96％まで回復＝中国報道

中国民用航空局によると、ことし10月、中国の民間航空輸送規模は安定的な増加傾向を維持し、旅客輸送量が6409万2000人に達した。そのうち、国際線の旅客輸送量は580万3000人で、新型コロナウイルス流行前2019年同月の96％まで回復した。

同局のデータによると、10月の民間航空の総輸送量は前年同月比19.7％増の131億8000万トンにのぼった。

旅客輸送の面では、旅客輸送量が14.3％増の6409万2000人となった。うち、国内線の旅客輸送量が10.5％増の5828万9000人、国際線の旅客輸送量が76.1％増の580万3000人だった。

貨物輸送の面では、貨物輸送量が19.9％増の80万9000トンとなった。うち、国際線の貨物輸送量は33万トンにのぼり、2019年同月比で52％増と大幅な伸びを示した。

一方、ことし1‐10月の民間航空の総輸送量は前年同月比26.5％増の1238億3000万トンとなっている。うち、旅客輸送量が18.6％増の6億2000万人、貨物輸送量が23.9％増の729万8000トンだった。