中国、ネパールとの輸出入額が5年間で550億元突破＝中国報道

ネパールは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の重要なパートナーであり、2019年に輸送協定を結んでからは、さらに関係を発展させてきた。この5年間で中国の対ネパール輸出入総額は550億元（約1兆1000億円）を突破した。年平均11.7％の成長率となっている。

ことし1‐10月の対ネパール輸出入額は112億1800万元（約2319億円）に達している。

輸入の面では、漢方薬材の輸入量が201.02トンにのぼり、輸入額が246.99％増の338万4200元（約7000万円）だった。家畜用飼料の輸入量が601.54トン、輸入額が同382.17%増の42万7200元（約900万円）となった。

輸出の面では、、チベットからネパールへの「新三種」製品（電気自動車、リチウムバッテリー、太陽光製品）の輸出量が昨年同期より大幅に増え、これらの総輸出額は2億2500万元（約46億5000万円）にのぼった。

同期間、チベットの対ネパール輸出入総額は前年同期比46.4％増の31億4000万元（約649億円）で、中国の対ネパール輸出入総額の28％を占めた。