1‐11月の平均値からみると、工業生産者出荷価格は前年同期比2.1%下落、購入価格は同2.2%の下落となっている。
出荷価格のうち、生産材料価格が前年同月比2.9%下落した影響を受け、工業生産者出荷価格は約2.12ポイント下落した。その中で、採掘工業価格が4.9%減、原材料工業価格が2.9%減、加工工業価格が2.7%減となった。
また、生活材料価格が同1.4%下落した影響を受け、工業生産者出荷価格は約0.36ポイント下落した。その中で、食料品価格が1.5%減、衣類価格が0.3%減、日用品価格が0.2%増、耐久消費財価格が2.7%減となった。
一方、購入価格のうち、鉄系金属材料類価格が7.1%減、燃料(動力)類価格が6.5%減、化学工業の原材料価格が5.0%減、農業副産物類価格が3.8%減、建築材料・非金属類価格が2.7%減、繊維原料類価格が1.7%減、非鉄金属材料・電線類価格が11.0%増だった。
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