トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスの執務室で、4日からカナダとメキシコに課した25%の関税を4月2日まで免除するという大統領令に署名した。
トランプ大統領府は米国への不法入国とフェンタニルの流入を阻止するメキシコの取り組みについて評価した。トランプ大統領は、メキシコのシェインバウム大統領、カナダのトルドー首相、米国3大自動車会社の経営陣と話をした後、関税を引き下げることを決めた。
トランプ大統領はUSMCAに準拠した商品に対してのみ関税を1カ月猶予したため、すべての商品が25%の関税を免除されるわけではない。ホワイトハウス関係者は、メキシコからの輸入品の約50%とカナダからの輸入品の38%だけがUSMCAに準拠していると伝えた。これにより、メキシコからの輸入品の約50%とカナダ産製品の60%以上には25%の関税率が依然として適用されるとCNBCは報道した。自動車と自動車部品はUSMCAに準拠しており、1カ月間関税が猶予される。
ただし、今回の関税猶予措置は短期にとどまる可能性が高い。トランプ大統領は「これな短期的な処置だ」とし、「自動車経営陣に再び救済を求めないように言った」と言及した。
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