中国・上海市、1-2月の貿易額は前年比4.7％減…輸出は過去最高＝中国報道

中国・上海税関によると、ことし1-2月の上海市の輸出入額は前年同期比4.7％減の6458億5000万元（約13兆4000億円）で、全国輸出入総額の9.9％を占めた。うち、輸出が同12.7％増の2999億5000万元（約6兆2000億円）で、過去最高を記録した。輸入が同15.9％減の3459億元（約7兆2000億円）で、貿易赤字は459億5000万元（約9521億円）となった。

民営企業の輸出入規模がさらに拡大した。民営企業は上海市の対外貿易に大きく貢献した。同期間、上海市の民間企業の輸出入額は同18.7％増の2459億1000万元（約5兆円）に達し、全体の38.1％を占めた。民営企業が占める割合は前年同期より7.5ポイント上回った。

貿易相手国別では、上海市の貿易パートナー上位3位であるEU・アメリカ・ASEANの合計輸出入額が2733億2000万元（約5兆7000億円）にのぼり、全体の42.3％を占めた。それぞれの輸出入額は、EUが同5.9％減、アメリカが同0.8％減、ASEANが同5.7％増となっている。「一帯一路」共同建設国との輸出入額は同3.4％増の2696億9000万元（約5兆6000億円）で、全体の41.8％を占めた。