中国の新築住宅価格、24都市で前月より上昇=中国報道
中国の新築住宅価格、24都市で前月より上昇=中国報道
中国国家統計局はこのほど、3月の住宅価格動向を発表した。住宅市場の取引は活発となっており、主要70都市の中で、住宅価格が前月より上昇した都市数が増加した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比で0.1%上昇、伸びは前月と同じとなった。うち、上海が0.7%、深センが0.1%、それぞれ上昇した。北京は0.2%下落、広州は0.1%下落だった。「一線都市」の中古住宅価格は同0.2%上昇した。うち、北京が0.5%、上海が0.4%、深センが0.3%、それぞれ上昇した。広州は0.2%下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同横ばい。中古住宅価格は同0.2%下落で、下落幅は前月より0.2ポイント縮小した。

「三線都市」の新築住宅価格は同0.2%下落、下落幅は前月より0.2ポイント縮小した。中古住宅価格は同0.3%下落、下落幅は前月より0.1ポイント縮小した。

3月、主要70都市のうち、新築住宅価格が前月より上昇した都市は24都市となり、前月より6か所増加した。中古住宅価格が前月より上昇した都市は 7か所増えた10都市となった。

一方、各都市の住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」の新築住宅価格が前年同月比2.8%の下落で、下落幅は前月より0.2ポイント縮小した。「二線都市」は同4.4%下落、「三線都市」は同5.7%下落だった。

また、中古住宅価格は「一線都市」が同4.1%下落、下落幅は前月より0.8ポイント縮小した。「二線都市」は同7.0%下落、「三線都市」は同7.8%下落した。
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