企業別では、国有持株企業の利益総額が同1.4%減の5599億5000万元(約11兆円)、株式制企業が同0.1%増の1兆1101億5000万元(約21兆9000億円)、外国及び香港・マカオ・台湾投資企業が同2.8%増の3883億5000万元(約7兆7000億円)、私営企業が同0.3%減の3709億7000万元(約7兆3000億円)だった。
三大部門別では、採鉱業の利益総額が同25.5%減の2204億4000万元(約4兆3000億円)、製造業が同7.6%増の1兆826億4000万元(約21兆3000億円)、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業が同5.4%増の2062億8000万元(約4兆円)だった。
主要業種別の利益状況をみると、農業食品加工業が同40.3%増、非鉄金属製錬・圧延加工業が同33.6%増、専用設備製造業が同14.2%増と、高い成長を示した。一方、非金属鉱物製品業が同14.2%減、石炭採掘・洗選業が同47.7%減となっている。また、黒色金属製錬・圧延加工業が前年の赤字から黒字に転じた。
同期間、全国規模以上の工業企業の営業収入は同3.4%増の32兆1400億元(約633兆6000億円)、営業コストは同3.6%増の27兆4400億元(約541兆円)だった。営業利益率は4.70%で前年同期より0.12ポイント下落した。
一方、3月、全国規模以上の工業企業の利益額は前年同月比で2.6%の増加となった。
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