米裁判所、トランプ氏の相互関税にストップ…「大統領の権限を超える」
米裁判所、トランプ氏の相互関税にストップ…「大統領の権限を超える」
アメリカ連邦貿易裁判所は、28日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領による広範な相互関税の賦課に対して制限を加える判決を下した。裁判所は、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき、アメリカに多く輸出し、少なく輸入している国々の製品に一律で関税を課すことは大統領の権限を超える行為であると判断した。

 国際貿易裁判所は、「米国憲法は外国との通商規制に関する権限を議会に専属的に付与しており、これはアメリカ経済を保護するための大統領の非常時権限よりも優先される」と強調した。

 通常、関税の賦課には議会の承認が必要である。しかしトランプ氏は、アメリカの貿易赤字が国家的な非常事態に該当すると主張し、自身に対応措置を取る権限があると述べていた。
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