中国・主要70都市、5月の住宅価格…前月より下落＝中国報道

国家統計局が発表した5月の住宅価格動向によると、中国主要70都市の住宅価格は前月より下落した。また、前年同月比の下落幅が引き続き縮小した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比0.2％下落した。うち、上海が0.7％上昇した。北京が0.4％、広州が0.8％下落、深センが0.4％、それぞれ下落した。「一線都市」の中古住宅価格は同0.7％の下落だった。下落幅は前月より0.5ポイント拡大した。うち、北京が0.8％、上海が0.7％、広州0.8％、深センが0.5％、それぞれ下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同0.2％下落した。中古住宅価格は同0.5％下落で、下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。

「三線都市」の新築住宅価格は同0.3％下落。下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。中古住宅価格は同0.5％下落で、下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。

一方、各都市の住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」の新築住宅価格が前年同月比1.7％の下落で、下落幅は前月より0.4ポイント縮小した。「二線都市」は同3.5％下落、下落幅は0.4ポイント縮小した。「三線都市」は同4.9％下落、下落幅は0.5ポイント縮小した。

また、中古住宅価格は「一線都市」が同2.7％下落、下落幅は前月より0.5ポイント縮小した。「二線都市」は同6.1％下落、下落幅は0.4ポイント縮小した。「三線都市」は同6.9％下落、下落幅は0.5ポイント縮小した。