トランプ大統領は11日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し、「ただ一生懸命働け(just keep working hard)」と述べ、関税猶予の期限ぎりぎりまで通商交渉に積極的に臨むよう警告した。
彼は「我々は長い間、敵はもちろん、友人たちにも利用されてきた」と語り、「正直に言えば、多くの場合、友人たちの方が敵よりひどかった」と強調した。さらに、「引き続き努力すれば、最終的にはうまくいくだろう」として、交渉の継続を促した。
50%の関税を課したブラジルに関しては、「ルーラ大統領といつか電話するかもしれない」とし、クーデターを企てた容疑で起訴されたジャイル・ボルソナロ前大統領については、「ブラジルは彼に非常に不当な扱いをしている」と擁護した。カナダについては「昨日、関税に関する書簡を送ったが、うまく届いたようだ」と述べた。トランプ大統領はカナダに対し、35%の関税を課すという内容の書簡を送付したという。
またトランプ大統領は、米連邦準備制度(FRB)に対する批判も続けた。彼は「パウエル議長はひどい仕事をしている」とし、「金利は現在より3ポイントは低くあるべきだ」と述べ、利下げの圧力をさらに強めた。
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