中国・広州市、上半期GDPは前年比3.8%増=中国報道
中国・広州市、上半期GDPは前年比3.8%増=中国報道
広東省広州市統計局は29日、上半期の経済運行状況について発表した。

上半期の同市の域内総生産(GDP)は1兆5080億9900万元(約31兆1000億円)だった。不変価格で計算すると前年同期比で3.8%の増加となった。

産業別では、第一次産業の付加価値が同4.2%増の112億3400万元(約2320億円)、第二次産業が同2.1%増の3705億8700万元(約7兆6000億円)、第三次産業が同4.3%増の1兆1262億7800万元(約23兆2000億円)だった。

同市の規模以上(年間主要営業収入が2000万元〈約4億1000万円〉以上)の工業の付加価値は同0.7%増加した。三大主要産業の付加価値をみると、自動車製造業は同5.7%下落したものの、第1四半期(1-3月)より下落幅は0.7ポイント縮小した。電子機器製造業は同1.6%増、石油化学工業製造業は同6.3%増となった。

同市全域の社会消費財小売総額は同5.9%増の5611億2200万元(約11兆6000億円)で、第1四半期を2.4ポイント上回った。固定資産投資は同0.8%増加した。特に、不動産開発投資の回復が加速して同4.1%の伸びを示した。

上半期の同市住民1人あたりの可処分所得額は、都市部で同3.4%増の4万6310元(約95万6000円)、農村部で同5.6%増の2万3568元(約48万6000円)となった。
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