今年2月のホワイトハウス会談ではオリーブ色の軍服姿で現れ、トランプ大統領の不快感を買った彼だったが、今回は黒いシャツとジャケットを合わせた「ブラックトーン」の装いで会談場に入った。ネクタイこそなかったが、雰囲気は大きく変わっていた。
当時の会談は両首脳の言い争いの末、ゼレンスキー大統領が予定されていた昼食会もなしに帰国するという「外交惨事」に終わっていただけに、この日のゼレンスキーの服装の変化は注目を浴びた。
会談場で「今日はずっとすてきだ」と言われると、トランプ大統領も「私もそう言った」と応じた。ゼレンスキー大統領は「あなたは同じ服だが、私は変えた」と冗談を飛ばし、場を和ませた。
ゼレンスキー大統領は、2022年のロシア全面侵攻以降、一貫して軍服姿で兵士たちとの連帯を強調してきたが、今年2月のトランプとの衝突以降、少しずつ「格式ある」装いへと変化を見せている。今年4月、ローマで行われたフランシスコ教皇の葬儀でも、黒いフィールドジャケットにきちんとしたシャツ姿でトランプ大統領と対面したことがある。
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