長江デルタ地域、1-8月の輸出入規模は前年比5.5%増=中国報道
長江デルタ地域、1-8月の輸出入規模は前年比5.5%増=中国報道
杭州税関の最新統計データによると、1-8月の長江デルタ地域の輸出入規模は前年同期比5.5%増の11兆700億元(約229兆4000億円)に達し、全国の対外貿易輸出入総額の37.4%を占めた。うち、輸出が9.2%増の7兆800億元(約146兆7000億円)で全国輸出総額の40.2%を占め、全国の輸出増加に対する貢献率は52.3%にのぼった。

長江デルタ地域は中国国内で経済発展が最も活発で、全国の対外貿易の高品質な発展の強固な支えとなっている。ことしの4月以降、国際情勢により困難な状況に直面したものの、長江デルタ地域は積極的に新興市場を開拓して、柔軟性に富んだグローバルサプライチェーンネットワークを構築した。輸出の成長率は月平均8.2%を維持している。

1-8月、江蘇(こうそ)省、浙江(せっこう)省、上海市の輸出規模は、それぞれ9%、7.7%、11.6%増加しており、全国の輸出増加に対する貢献率上位3位を占めている。

長江デルタ地域は「新たな質の生産力」を持続的に伸ばしてハイエンド製造業を発展させ、新興産業のグローバル競争力を向上させた。

同期間、長江デルタ地域の輸出品目を見ると、機械•電気製品が同9.5%増の4兆2300億元(約87兆7000億円)で、同地区の輸出総額の6割近く、全国の同類商品の4割近くを占めた。また、ハイテク製品が1兆3200億元(約27兆4000億円)で、全国の40.8%を占めた。
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