中国・主要70都市の住宅価格、8月は前月より下落＝中国報道

国家統計局は15日、8月の中国の住宅価格変動を発表した。中国主要70都市の住宅価格は前月より下落した。また、前年同月比の下げ幅は引き続き縮小した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比で0.1％下落した。下げ幅は前月より0.1ポイント縮小した。うち、上海が0.4％上昇、北京が0.4％、広州が0.2％、深センが0.4％、それぞれ下落した。「一線都市」の中古住宅価格は同1.0％の下落だった。下げ幅は前月と同じ。そのうち、北京が1.2％、上海が1.0％、広州が0.9％、深センが0.8％、それぞれ下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同0.3％下落した。下げ幅は前月より0.1ポイント縮小した。中古住宅価格は同0.6％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント拡大した。

「三線都市」の新築住宅価格は同0.4％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント拡大した。中古住宅価格は前月と同じく同0.5％の下落だった。

一方、各都市の新築住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」は同0.9％の下落で、下げ幅は前月より0.2ポイント縮小した。「二線都市」は同2.4％下落、下げ幅は0.4ポイント縮小した。「三線都市」は同3.7％下落、下げ幅は0.5ポイント縮小した。

また、各都市の中古住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」は同3.5％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント拡大した。「二線都市」は同5.2％下落、下げ幅は0.4ポイント縮小した。「三線都市」は同6.0％下落、下げ幅は0.4ポイント縮小した。