中国・ソフトウェア事業収入、1-9月は前年比13.0%増=中国報道
中国・ソフトウェア事業収入、1-9月は前年比13.0%増=中国報道
工業情報化部は30日、ことし1-9月の中国のソフトウェアと情報技術サービス業(以下、ソフトウェア業)の運行状況が良好であったと明かした。

公開されたソフトウェア業の関連データによると、1-9月の事業収入は前年同期比13.0%増の11兆1126億元(約240兆6000億円)だった。利益総額は同8.7%増の1兆4352億元(約31兆円)、輸出額は同6.6%増の459億4000万ドル(約7兆円)となった。

分野別では、ソフトウェア製品の収入が安定的に増加した。ソフトウェア製品の収入は同10.9%増の2兆3854億元(約51兆6000億円)で、全業種総収入の21.5%を占めた。うち、基礎ソフトウェア製品が11.2%増、工業ソフトウェア製品が9.8%増だった。

情報技術サービスの収入が2桁の成長を維持した。情報技術サービスの収入は同14.3%増の7兆6433億元(約165兆5000億円)で、全業種総収入の68.8%を占めた。うち、クラウドコンピューティング・ビッグデータサービスが13.7%増の1兆1587億元(約25兆円)で、情報技術サービス収入全体の15.2%を占めている。その他、集積回路設計が16.9%増、電子商取引(EC)プラットフォーム技術サービスが11.1%増だった。

情報セキュリティと組み込みソフトウェアの収入が順調に増加した。情報セキュリティ製品・サービスの収入は同6.9%増の1627億元(約3兆5000億円)、組み込みソフトウェアの収入は同8.7%増の9212億元(約20兆円)にのぼった。

地域別のソフトウェア事業収入を見ると、東部地域が同13.3%増、中部地域が同13.0%増、西部地域が同10.7%増、東北地域が同9.5%増となった。東部地域は全国ソフトウェア事業総収入の83.8%を占めている。
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